情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)東京支部

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第2回情報デザイン講習会 まとめ

2007.02.27 Tuesday | 勉強会

◎実習と講義 テーマ「分割による効果を学ぶ」
□講義
講義の目的は,目的をもったものに対して効果を与え,見えるものを見やすくする,ということ。それの,どうやったら見やすくなるかの造形的研究ということである。
視覚伝達の機能(ヴィジュアルコミュニケーションデザイン)の定義はいろいろあると思うが,文部科学省コロナ社発行『デザイン技術』より,「ヴィジュアルコミュニケーションデザインとは」を抜粋。見やすくする,文字も記号であるなど,言及されなくても感覚的に知っていることだと思う。端的に言うと,より美しく見せることがヴィジュアルコミュニケーションデザインである。
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第1回ではレイアウトを学んだ。
レイアウトとは何かというと配置のことである。枠組みのある限られた平面の中にものをどのように置くか,要素をどのように置くか,こういったことが「レイアウト」である。

今回は限られた紙面をどのように「分割」するかということを学ぶ。
分けるというのは紙面を分けるということで,線を使って分ける。
線で分けても四角を置いても分割といえるが,今回は線で分けることのほうである。

中に入れる要素によって,分割かレイアウトどちらがいいかが決まる。どちらも平面構成,どちらも自由に使えるとよい。例えば,要素がいっぱい入ってくるような場合は,分割して整理して入れたほうがいい。
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○直線(水平・垂直)による分割
 一番分割で安定感があるのは水平垂直を使う分割である。
 左右あるいは上下でわけたもので,ポスターなどで使われている。
 整然としていて見易い。
 もちろん,いろいろな要素が入ってくれば複雑にはなる。

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 ・プロポーション分割(比例)
 水平垂直の分割などが当てはまる。
 二等分割はシンメトリーとしての調和を生む。
 大小に分割すると変化が生まれる。
 要素の大きいものは大きく分割したところに入れる。
 分割の比例を使っているときれいに見える。
 このように大小の面積をつくると変化ができるが,整然とした美しさは保てる。
 多くなってくれば碁盤の目のようになるが,秩序はある。
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 ・自由な分割
 画面に動きがある。
 比例分割を知らないと自由な分割が活きない。
 比例分割を知っていることで,自由な分割の効果がわかる。
 自由な分割を用いてコントラストを出したりすることがある。
 直線による自由な分割では,矩形としては統一感があるが動きがでてくる。
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水平垂直を使った自由な分割。

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比例を使わないで同じ矩形だけで統一感を出している。

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これも直線を使った自由な分割。

○斜線による分割
 斜めの区切り線を入れる。
 アクションが起こり,視覚の効果が期待できる。
 動的な感じもする。これは斜線の効果である。
 動的な効果を与えることで目をとめさせることができる。
 自由な分割に斜線をいれるとまた違った印象を受けるが,
 水平垂直で区切っているので流れを止めている感じがでる。
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プロポーション分割とななめの線。

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数列を使った分割。
秩序よく大きさが徐々に変化していく。
よく数学の教科書の表紙になっている。

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これも数列を使っている。
めんどくさいが変化があってよい。

○曲線による分割
 曲線を持ってくるのは難しいが,例えば紙面が正方形だったらやりやすい。
 4分の1の扇形など。円弧も美しい。
 長方形のとき曲線をどのように書くかは自由である。
 自由な曲線は柔らかさが表現されるので,柔らかさをだしたいとき効果がでる。
 曲線の特徴を活かして,それを分割の線として用いると変化がでる。 

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自由な分割は極端な例。このように,色を入れるときれいである。
author : IMAI Daisuke | - | -